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【コラム】広島は今季、マエケンの穴をどう埋める?

【コラム】広島は今季、マエケンの穴をどう埋める?

画像引用元:http://news.livedoor.com/article/detail/11004986/

今シーズンより、メジャーに挑戦する前田健太。広島カープとしては、FA前に前田健太のポスティングがかない、金銭面としては良かったかもしれない。しかし、こと今シーズンを戦うことにおいては、戦力のマイナスはどう補うか?マエケンが、昨季残した成績は下記。

29試合 15勝8敗 206.1回 175奪三振 防御率2.09

つまり、今季広島は、少なくとも、15勝・200イニング・防御率2.09分の穴埋めをしなければいけない。それでいて、昨季は4位のBクラス。最低限CSまで出場するには加えて+αが必要ということになる。

今シーズンの先発の軸となる選手たち

2016年の、広島の先発候補は以下の選手。

ジョンソン:28試合 14-7 194.1回 150奪三振 1.85
黒田博樹:26試合 11-8 169.2回 106奪三振 2.55
福井優也
:21試合 9-6 131.1回 99奪三振 3.56
大瀬良大地:51試合 3-8 109.1回 97奪三振 3.13

昨季セットアッパーの大瀬良は、今季先発復帰が濃厚。とすれば、上記の4人はほぼ確定。今シーズンは、この4人を軸として回していくことが濃厚だ。

軸に続く、先発候補の選手たち

そして、それに続く先発候補は下記の選手たち。

野村祐輔:15試合 5-8 87.1回 51奪三振 4.64
戸田隆矢:34試合 3-3 62.0回 44奪三振 3.63
薮田和樹:6試合 1-2 25.0回 18奪三振 5.76
九里亜蓮:7試合 1-1 16.0回 10奪三振 4.50
今井啓介:11試合 0-1 18.0回 11奪三振 3.00

昨季登板歴のある選手で、先発候補に名乗りをあげるのは上記選手となるだろう。特に、新人王獲得した2012年以降、成績を伸ばせていない野村祐輔の復活は広島ファンの望むところ。大瀬良と同期の久里にも期待がかかる。戸田は、先発・中継ぎ投手であり、起用法が流動的ではあるものの、調子や他の選手の兼ね合いで、十分先発争いに加担できる。

新戦力で先発に期待できる選手は

今季から加わる新戦力で、先発候補に名乗りを上げそうな選手が以下。

岡田明丈(ドラフト1位・大商大)
横山弘樹(ドラフト2位・NTT東日本)
仲尾次オスカル(ドラフト6位・HONDA)
ヘーゲンズ(新外国人)

ヘーゲンズと同じ新外国人投手であるジャクソンは、リリーフタイプであり、おそらくヒースや大瀬良が務めたセットアッパーの枠に収まることが有力。となると、野手にエルドレッド・ルナ・プライディが控える広島外国人の枠はいっぱいであり、ここにヘーゲンズが食い込むかどうかは微妙。ただ、マイナーで残した成績は優秀なものであり、先発争いに食い込んでもおかしくない力は持っている。

ドラフトに目を移すと、3人が候補にあがる。この内、仲尾次オスカルは中継ぎとしての起用が有力で、一応候補に挙げたものの先発としては違う気がする。そこで1位・2位の岡田と横山になるが、岡田も仲尾次同様リリーフタイプの気がしてならない。しかし、緒方監督がまずは先発としての起用を明言しており、当初は先発として起用される形が濃厚。ここで通用しないようならば、リリーフ起用を試されることになるだろう。個人的には、リリーフタイプと予想している。

横山も、先発・リリーフどちらでもできそうだが、まずは先発としての適正を試されることになるだろう。岡田、横山のどちらかが先発として働けるようであれば、広島の先発陣は一気に充実してくる。

マエケンの穴を埋めるのは誰だ

さすがに、1人で15勝・200イニング・防御率2.09の穴を埋めるのは、現状戦力を見渡しても、不可能だ。そのため、その穴は複数人で埋める必要がある。広島の先発候補を改めてまとめると、

確定:ジョンソン、黒田、福井、大瀬良
候補:野村、戸田、薮田、久里、今井、岡田、横山、ヘーゲンズ

となる。問題は、確定枠にいる福井と大瀬良が今季活躍できるかどうか?福井は登板により波があるタイプで、昨季ようやく安定感のあるピッチングができるようになったものの、まだ不安感は拭えない。大瀬良も、昨季はほぼリリーフであり、新人時代+αの成長を期待したいところ。

候補のうち、最有力な選手は野村。今シーズンは、よっぽどのことがない限り、登板機会は増えることが予想される。残りは、久里や薮田、新人の岡田、横山、外国人のヘーゲンズ辺りを、キャンプ、オープン戦~シーズン序盤で見極めていく形となるだろう。

こうして見ると、不安な点は拭えないメンツではあるが、マエケンが抜けたことによる競争意識+若手の成長があれば、今シーズン先発の形は維持できそうである。軒並み不調だった野手陣にも、本来の力が発揮できれば、十分CS争い~優勝争いに食い込むことも不可能ではないはずだ。

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編集部より

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