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【新外国人分析】巨人が新外国人選手・ギャレット・ジョーンズ外野手(34)を獲得

【新外国人分析】巨人が新外国人選手・ギャレット・ジョーンズ外野手(34)を獲得

巨人が、獲得交渉を進めていたギャレット・ジョーンズ外野手(34)と来季の選手契約について基本合意したと発表した。ジョーンズ外野手は、メジャー通算122本塁打の長距離砲。大砲不足に悩み、2位に終わった巨人にとって、頼もしい助っ人が加わった。

成績を紐解く

ジョーンズ選手は、2009年にマイナーでプレイして以降、マイナーでのプレーはなく、以来ずっとメジャーでプレーしているバリバリのメジャーリーガーだ。そのため、成績表も、マイナーでの成績は載せず、全てメジャー成績を掲載した。

jones-score

ジョーンズは、来季35歳を迎えるベテラン選手。左投げ左打ちで、ポジションは一塁と外野。成績を見ていくと、100試合以上出場している2010~2014年は、12年を除くと打率は.250に満たない数字。出塁率も、打率に+.050ほどと普通かなという程度で、強打者としてはさほど多くはない。三振数は100を超えるが、ホームランを打つ打者としては特に多いわけでもない。こう見ると、慎重に球を見て打つタイプではなく、積極的に打ちにいくタイプであるといえる。低打率ということからも、やや淡白な打撃になりがちな傾向があるのかもしれない。

守備は、一塁守備はメジャー通算守備率.991、外野は.982と、外野手としてはやや守備率が低い。ファースト守備も捕球に難があり、UZRは-8.7と、守備に期待はできない。巨人のポジション的には、ファーストかレフトにつく可能性が高いが、レフト守備はメジャーでも数試合しか出ておらず、未知数。ライトの守備もさほど上手いとはいえず、レフトを任せて大丈夫なのか?という不安は残る。

メジャーでは、ストレートや落ちるボールには強い傾向があるが、スライダーやカーブといったボールに対しては数字を残せていないデータが残っている。特に、スライダーへの弱さは顕著であり、決め球にスライダーを使う投手が多い日本プロ野球で、そこまで数字を残せるか、不安材料ではある。また、左投手を苦にしており、メジャー通算の対左打率は.194と、2割を切ってしまっている。左腕に好投手の多いセ・リーグで、不安の残る数字ではある。しかし、メジャーで残した実績は確かなものでもあり、上手く対応できることが前提だが、打率.260、25本、出塁率.300程度の成績は期待したいところ。年齢や成績を見ても衰え傾向であり、ここまで成績を残せるかは、微妙なところではあるが・・・。

外国人枠を考える

巨人の場合、外国人枠はある程度決まっており、

投手:ポレダ、マイコラス、マシソン、メンドーサ
野手:クルーズ、アンダーソン、ジョーンズ

となっている。メンドーサは21歳と若く、半分育成もあるので、レギュラー格ではない。なので、投手はメンドーサ以外の3人は確定。あとは野手の1枠しかないが、最近クルーズの獲得が決まったばかり。ここにジョーンズを持ってくると、クルーズとジョーンズ、更にはアンダーソンの三つ巴になる。投手3枚のうち誰かが不調ないしケガで2軍ともなれば、野手に2枠を使えるが、投手3人の今シーズン残した成績を考えると、ケガでもない限り2軍に落とすのは考えづらい。となると、野手はこの3人の争いとなるが、首脳陣はこのあたり、どうするつもりなのだろうか。

 

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編集部より

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